ハーブ見本区の植物

こんにちわ♪
3月も終わりを向かえ、植物たちも夏の準備を始めています。

今日は植物園のハーブ見本区の植物を紹介します。
当植物園のハーブ見本区には、沖縄の気候に適したハーブや、沖縄で昔から薬用植物として利用されてきた植物があります。
写真の物体なんだかわかりますか?
「なつかしい!」と思った方も中にはいると思います。これはクズウコン(方言名: クジキン)の根茎です。

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■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ クズウコン ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 科名:クズウコン科
 学名:Maranta arundinacea L.
 分布:熱帯アメリカ
 特徴:高さ100cm〜150cmの多年草で、枝がよく分枝し、根茎が発達します。
    夏に小さな白い花が咲き、気温が下がる11月ぐらいから葉が枯れて、収穫の季節を迎えます。
    気温が上がり始めると根茎から新芽を出します。
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クズウコンの根茎はデンプンを多く含み、加熱調理して食べることもできますが、繊維質が多いため、沖縄では昔からデンプンをとって利用してきました。
このデンプンは粒子が細かく消化しやすいので、病人食、乳児食に適するとされており、アロールートデンプンとして流通しているようです。
当植物園のハーブ見本区では数年前から栽培していますが、収穫したことがなく、植えたままでした。そこで、去年一部を堀りあげて植え替えをしました。
すると、去年掘りあげた根茎はほとんどが8cm未満の小さなものでしたが、今年は15cm以上のものがごろごろでてきました。
これはデンプンをとってみよう!ということで、チャレンジしてみました。行程は次の通りです。

1. 根茎をよく洗い、表面についている茶色い皮をきれいにとる。
2. 生のまま2cm角ぐらいに切ってミキサーですりおろす。
3. 粗いかすをざるなどでこし、多めの水にさらし、ガーゼで4回ほどこす。
4. こし終わったら、水にさらし、デンプンを沈殿させる。
5. 水が透明になってデンプンが沈殿しているのが確認できるようになったら、うわずみ液を捨て、天日干しにする。

この行程を経てできたデンプンがこちらです!真っ白でとても細かい粒子です。
080331matsuno3.jpgこのデンプンを使ってくずもちや沖縄のおやつ、ヒラヤーチーを作るととてももちもちしておいしいそうです。
最近ではあまり栽培されなくなったクズウコンですが、最近の健康食ブームにのる注目の食材かもしれません。




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