マルヤマシュウカイドウ "西表島に生える植物〜その2"
こんにちは、akahigeです。
今回は、皆様には馴染みがあり、花や葉の色・形がとても豊富で美しい"ベゴニア"の仲間を紹介します。
ベゴニアは、"秋海棠(しゅうかいどう)"とも呼ばれます。そのわけは、バラ科の海棠(かいどう)という花の色と似ていて、秋に咲くことにちなむそうです。さらに、花が仏間(ぶつま:仏像や位牌を安置した部屋のこと)の瓔珞(ようらく:仏教で仏像を飾る具のこと)のように見えることから、別名"瓔珞草(ようらくそう)"とも呼ばれます。
↓マルヤマシュウカイドウの花
↓花のアップ
ベゴニアの野生種は、世界では熱帯・亜熱帯地方に約2千種、分布していると言われています。庭や公園の花壇などで利用されている園芸種と合わせると膨大な数になります。
実は、日本にもベゴニアの野生種があり、"マルヤマシュウカイドウ"と"コウトウシュウカイドウ"の2種です。
いずれも、沖縄本島より南方の八重山群島だけに見られ、分布域の北限となっています。
今日、紹介する"マルヤマシュウカイドウ"の花の色は白または薄いピンクをしており、夏〜秋にかけて、石垣島と西表島の森のなかの渓流沿いや岩場など湿ったところで見られますよ。
←ピンク色の花
しなやかで透明感があり、ほんと綺麗ですね。
森のなかでは、木漏れ日がこの花を照らし、まるでフワリフワリと天使が舞い降りているかのようにも見えます。

