ムサシアブミ "やんばるの森に生える植物〜その9"

こんにちは、akahigeです。

("やんばる"とは、ここでは沖縄本島北部亜熱帯照葉樹林の意味。)

沖縄では12〜1月頃に、まるでタケノコのように忽然とムサシアブミの新芽が地上に現れます。そして、2〜3月には大きな葉を茂らせ、林床を艶のある緑色に変えます。さらに、その葉と葉の間に、奇妙な形の仏炎苞(ぶつえんほう:花を覆う変形した葉)がつきます。石灰岩の山ではこの時期に、山道でよく見られ登山者を喜ばせてくれます。

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■ 和 名:ムサシアブミ(学名:Arisaema ringens (Thunb.) Schott)
■ 科 名:サトイモ科(同じ仲間にオキナワテンナンショウ、アマミテンナンショウなど)
■ 分 布:関東以南西、奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島、沖縄島、渡名喜島、石垣島、西表島、与那国島
■ 生育環境:多くは石灰岩地帯のやや湿った森林樹下(林床)
■ 特 徴:高さ30〜60cmの多年生草本。花を覆う大型の特異な苞(ほう)があり、これを「仏炎苞(ぶつえんほう)」という。苞は葉が変形したもの。開花時期は12〜3月頃。
■ トピック:
・ 学名については、属名はラテン語のaris(サトイモの一種)+haima(血)、種小名はringens(口をひろく開けた)の意味。(サトイモの仲間で花の口がひろく開いている様子から?)
・ 和名の由来は、仏炎苞が昔武蔵国でつくった乗馬用の鐙(あぶみ)の形に似ていることにちなむ。
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↑森のなか一面に群生するムサシアブミ

 

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↑仏炎苞(この中に花がある)の綺麗な模様

 

 

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