リュウキュウミヤマシキミ "やんばるの森に生きる植物〜その11"

こんにちは、akahigeです。

("やんばる"とは、ここでは沖縄本島北部亜熱帯照葉樹林の意味。)

母なるイタジイの大樹が茂る深い森へ訪れました。目をとじて耳をすませば、森のオーケストラが奏でる自然の旋律がきこえてきました。鳥のさえずり、沢のせせらぎ、風音、風に舞う落葉の葉音・・・そして、春の花のかほり。深山にも春の表情がいっぱいです。
ここでは、名前に"深山(みやま)"のつく植物に出逢いました。

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↑リュウキュウミヤマシキミの爽やかな雄花(3月)

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■ 和 名:リュウキュウミヤマシキミ(琉球深山樒)
 (学名:Skimmia japonica Thunb. var. lutchuensis (Nakai) Hatusima ex Yamazaki)
■ 科 名:ミカン科(沖縄自生の同じ科にサルカケミカン、テリバザンショウ、アワダンなど)
■ 分 布:奄美大島、徳之島、沖縄島、石垣島(琉球列島の固有種)
■ 生育環境:山地林内の半日陰
■ 特 徴:雌雄異株(♂と♀で個体が異なる)の常緑低木。円錐花序で白色の径10mm程の花を咲かせる。開花時期は2〜4月頃。
■ トピック:
・ シキミという名前がついているが、シキミ科ではなくミカン科の植物。
・ 学名については、属名はSkimmia(日本名シキミ、シキミ似の)、種小名はjaponica(日本産の)の意味。var.(変種)のあとに書かれているlutchuensisは"琉球の"の意味。
・ 本州の関東以西の山地に分布するミヤマシキミ(Skimmia japonica Thunb.)より、奄美大島以南に分布する本種は全体的に大型である。
・ 和名の由来は、リュウキュウ(琉球列島に産し)、ミヤマ(深山に自生し)、シキミ(枝葉の形がシキミに似る)より。
・ 葉に毒性がある。
・ ミヤマシキミの花言葉は「寛大」。
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↑林内でちらほら白い花が咲く            ↑鮮やかな赤色の実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑深山で逢ったイタジイ(ブナ科)の大樹 幹径:約1.2m 樹高:約20m
〜 この神々しい樹はいったい何年生きているのだろう?
 生命の尊さを考えさせられます 〜

 

 

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