カツウダケエビネ "やんばるの森に生きる植物〜その12

こんにちは、akahigeです。

("やんばる"とは、ここでは沖縄本島北部亜熱帯照葉樹林の意味。)

この時期、見事に花を咲かせる幻のラン"カツウダケエビネ"をもとめ、険しい岩山の森へ行ってきました。
数年前の記憶をたよりに薄暗い森に入りましたが、方向音痴と頼りない記憶のおかげで迷ってしまいました。20分くらいで目的の場所にたどり着くはずが、2時間歩き回ってもこのランには逢えずに方向感覚も失い、このまま森に呑み込まれる・・・かと思いきや!一緒にいた先輩(greenさん)が数年前の林内の景色を思い出し、やっとの思いで発見することができました。はじめから私akahigeの記憶に頼らなければこんなことにはならずに済んだのに。
しかも、この場所で開花が見られたのは初めてでした。
あの、あきらめかけていた時に食べたキイチゴの甘酸っぱい味が忘れることはないでしょう。
そして、迷ってしまい途中で車に乗せてくれた優しい"笑顔の素敵なお兄さん"ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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■ 和 名:カツウダケエビネ(嘉津宇岳海老根)
■ 学 名:Calanthe discolor Lindl. f. divaricatipetala Ida
■ 科 名:ラン科(同じ属にリュウキュウエビネ、レンギョウエビネ、ツルランなど)
■ 分 布:沖縄島(沖縄島の固有種)
■ 生育環境:山地の石灰岩地の林床
■ 特 徴:常緑の多年生草本。地生ラン。偽球茎(ラン科に見られる多肉質の球形の茎)は数個連なって並び、2〜5枚の葉を束状につける。開花時期は3〜4月頃で芳香がある。
■ トピック:
・ 学名については花の特徴にちなみ、属名はラテン語のcal(美しい)+anthe(花)、種小名はdiscolor(二色の、異色の)、品種名はdivaricatus(広角に分かれた)+petal(花弁)の意味。("美しい花/異なる色をもつ花/広い角度に分かれた花びら"の意)
・ 和名の由来は、自生地の嘉津宇岳"かつう"、偽球茎が連なったようすをエビに見立てたこと"えびね(海老根)"にちなむ。
・ もともと自生地が少なく、園芸用の採集で減少している。
・ エビネの花言葉は、「忠実」、「謙虚」。
■ REDデータカテゴリー:絶滅危惧?A類(沖縄版)、絶滅危惧?類(環境省版/エビネで掲載)
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↑新葉とともに立ち上がる花茎

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑↓紫褐色、褐色、黄緑色、白色、これらの中間色など花の色は様々。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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↑甘酸っぱいリュウキュウイチゴ
〜 森の恵みに感謝します 〜

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