ワニグチモダマ "石垣島に生きる植物〜その1"
こんにちは、akahigeです。
うす暗い海岸の森のなかで、まるで闇夜に浮かぶ灯籠のあかりと錯覚するような、艶麗な花を咲かせる植物に逢いました。幻想的なこの光景に陶酔してしまい、つい時間を忘れました。
____________________________________________ ■ 和 名:ワニグチモダマ(学名:Mucuna gigantea (Willd.) DC.) 
■ 科 名:マメ科(同じ属にイルカンダ、カショウモダマなど)
■ 分 布:琉球列島では石垣島、小浜島、西表島、その他の分布地域は小笠原、台湾南部、中国南部(海南島)、東南アジア、太平洋諸島、インド、オーストラリア北部
■ 生育環境:海岸林内・林縁
■ 特 徴:ツル性の常緑木本で、海岸林の中の高木に巻きつく。葉は3枚の小葉からなる。葉腋(ようえき)から長い柄のある9?30個の花が下垂する。花は1?3月に咲き、淡黄緑色または緑白色で、長さ3?4cm。種子は硬く径3cm程の扁平な形で、莢のなかに1〜5個入っており、海水に浮いて漂流し散布される。
■ トピック:
・ 学名については、属名はラテン語のmucuna(ブラジルでの八升豆の呼名)、種小名はgiganteus(巨大な、膨大な)の意味。(巨大なのは、種子それとも莢? 花や葉のサイズは同属のイルカンダの方が大きい。それとも膨大な花の数からか?)
・ 和名の"ワニグチ"の確かな由来はわからないが、花の開いている様子をワニの大きな口に見立てているのではなかろうか?
・ 海岸林の開発などにより個体数が減少している。
■ REDデータカテゴリー:準絶滅危惧(沖縄県版、環境省版)
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↑林冠から垂れ下がるツル性の葉茎
↑花びらの中に隠れる雄しべ・雌しべ

↑ワニの大きな口のように開く花(推測ですが、和名の"ワニグチ"の由来??)
どうでしょう、そのように見せませんか?

