ナメラサギソウ やんばるの森に生きる植物16

 こんにちは、akahigeです。(“やんばる”とは、沖縄本島北部亜熱帯照葉樹林の意味。)
糸のように繊細な花を沢山つける、少し変わった形の野生ランを紹介します。
蕾(つぼみ)の時から、森へ通って4週間目にしてすべての花が咲く姿を目にすることができました。
約1ヶ月も待ったので、撮影にはいつもより熱が入りました。

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 ■ 和  名:ナメラサギソウ(滑ら鷺草) 別名:リュウキュウサギソウ(琉球鷺草)
 ■ 学  名:Habenaria longidenticulata Hayata
 ■ 科  名:ラン科(同属にダイサギソウ、テツオサギソウ、タカサゴサギソウなど)
 ■ 分  布:琉球列島では奄美大島、徳之島、沖縄島、久米島、石垣島、西表島。
        その他の分布は、宝島、台湾など。
 ■ 生育環境:山地の陰湿な林床
 ■ 特  徴:草丈50〜60cmの多年生の地生ラン。側花弁や唇弁は糸状の裂片となり、ガク片も
        先も細長い形状となっている。開花時期は9〜11月頃。
 ■ トピック:
       ○学名の意味は、属名Habenariaは「距または唇弁の裂片が細く革ひも状をして
        いる」、種小名longidenticulataはおそらく「細長い歯のような」より。
       ○和名の由来は、無毛でなめらかな植物体にちなむ。
       ○日本産の同属のなかでは、特に異質な形態である。
       ○園芸用の採集や自然林の伐採等で個体数が減少している。
 ■ REDデータ
   カテゴリ:絶滅危惧II類(沖縄版)、絶滅危惧IB類(環境省版)
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花の拡大

(虫のあしに似ています。虫を誘引する色形なのでしょうか?)




<沖縄県の自生植物 Vol.43>





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