ハテルマカズラ 宮古島に生きる植物2

 こんにちは、akahigeです。
 曇り空、海辺を散策していると、草むらのなかに眩しく鮮やかな黄色い花が目にとまりました。舗装された道や堤防に閉ざされた小さな砂地で、ハテルマカズラは溢れるくらいの緑葉を茂らせていました。

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 ■ 和  名:ハテルマカズラ(波照間葛)
 ■ 学  名:Triumfetta procumbens Forst.
 ■ 科  名:シナノキ科(同属で琉球列島の自生種にコンペイトウヅル、
        ラセンソウなど)
 ■ 分  布:琉球列島では沖縄島(慶伊島)、慶良間諸島、宮古島、石垣島、黒島、
        西表島、与那国島、波照間島。(沖縄県が分布の北限)
        それ以外では硫黄島、フィリピン、ポリネシア、ミクロネシア、
        メラネシア、インド洋、マレーシア、オーストラリア、ココス島、
        セイシェル諸島。
 ■ 生育環境:海岸の砂丘
 ■ 特  徴:匍匐性の常緑低木。葉や茎に星状毛がある。花弁は黄色で5枚あり、
        開花時期は3〜8月頃?果実は球形で刺の毛が全面に多数ある。
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名Triumfetta は「イタリアの植物学者」、種小名
         procumbensは「這っている、倒伏形」より。
       ○ 和名の「ハテルマ」は、おそらく波照間島(沖縄県の最南端の島)に
         産する、「カズラ」は本種がツル性に由来する。
       ○ もともと自生地が限られ少ない。また、開発等による自然砂丘の減少
         に伴い個体数が減少している。
       ○ 葉の下面と果実の刺の毛の少ないタイプは、変種のケナシハテルマカズラ
        (別名:コンペイトウヅル;伊良部・多良間島)として区別される。
 ■ REDデータ
   カテゴリ:絶滅危惧II(沖縄版)、―(環境省版)
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新芽

(ケナシハテルマカズラ(変種)の別名「コンペイトウヅル」の名前の
由来は、この新芽のギザギザが金平糖のそれに似ているからとか。)




<沖縄県の自生植物 Vol.57>




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