イシガキキヌラン やんばるの森に生きる植物27

 こんにちは、akahigeです。(“やんばる”とは、沖縄本島北部亜熱帯照葉樹林のこと。)
 今回は、のんびり森の旧道を歩きながら山川草木を堪能してきました。
 雄大な山々の景色、川のせせらぎ、鳥のさえずり、葉と葉が触れる音、木漏れ日、花や土の香り、野苺や天然水の爽やかな山の幸など、五感で森の自然を感じる喜びは何とも言えないものでした。
 ゴールデンウィークを利用して森林浴に出かける方も多いことでしょう。感性を磨くためにも、ぜひ自然を五感で感じてみてはいかがでしょうか。子どもたちにその感性を伝えることができれば素晴らしいことだと思います。

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 ■ 和  名:イシガキキヌラン(石垣絹蘭)
 ■ 学  名:Zeuxine flava (Wall. ex Lindl.) Benth. ex Hook.f.
 ■ 科  名:ラン科
       (同属で琉球列島の自生種にヤンバルキヌラン、カゲロウランなど)
 ■ 分  布:琉球列島では奄美大島、沖縄島、石垣島、西表島、その他の分布は屋久島、
        種子島、トカラ列島、台湾、スリランカ、ヒマラヤ、タイ、ボルネオ。
 ■ 生育環境:山地(自然林や二次林の)薄暗い林床
 ■ 特  徴:冬緑性の多年草。茎は匍匐する。草丈は花序を含め20~25cmになり
        3~4葉をつける。総状花序は頂生し、密に10花前後をつける。ガク片は
        黄緑色で、やや赤褐色を帯びる。唇弁は黄色で長さ約5mm、Y字形。
        開花時期は3〜4月頃。
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名Zeuxine は「zeuxiS(連結する)」より花弁とガク片
         が癒着している様子から、種小名flavaは「flav(黄色)より花弁の色が黄
         色であることにちなむ。
       ○ 和名の「イシガキ」は石垣島に産すること、「キヌラン」はおそらく、
         花茎や葉に、絹の様な繊細な軟毛を有することにちなむと思われる。
       ○ もともと自生地が限られ少ないうえ、自然林の伐採等で減少している。
 ■ REDデータ
   カテゴリ:絶滅危惧II類(沖縄版)、準絶滅危惧(環境省版)
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イシガキキヌラン全体/開花は一番上のみで花は終わりに近い/
花茎に繊細な毛を有する



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森/光と影




<沖縄県の自生植物 Vol.60>





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