コナミキ 原野に生きる植物9
こんにちは、akahigeです。
先日、森散策の仲間の方よりシソ科の野草の同定依頼がありまして、自生地へ向かいま
した。調べた結果、その方の予想どおり希少種の“コナミキ”でした。これら小さな群生地
以外には、周りに自生している個体が見当たりませんでした。さらにそこには、結実して
いる個体もみられ、風が吹いたら今にも落ちそうな果実が印象的でした。
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■ 和 名:コナミキ(小浪来)
■ 学 名:Scutellaria guilielmi A. Gray
■ 科 名:シソ科
(同属で琉球列島自生種にアカボシタツナミソウ、ヒメタツナミソウ等)
■ 分 布:琉球列島では、奄美大島、沖永良部島、沖縄島、伊平屋島。
その他の分布は本州(千葉県以西)、四国、九州、種子島、屋久島、宝島。
■ 生育環境:低地の草地
■ 特 徴:草丈20〜30cm程の多年草。茎や葉には開出毛を有する。長さ1〜2cmの葉の
縁には5〜6個の鈍鋸歯がある。分果は椀状で有翼、大きさ1〜1.5mm程度。
花は上部に単生し白色〜帯紫淡紅色で、開花時期は3〜5月頃。
■ トピック:
○ 学名の意味は、属名Scutellaria は「皿形の」より、おそらく分果(1つの
果実が複数の部屋にわかれていて、1つの部屋に1つの種子があるもの)
がお椀(皿)の形をしている様子から、種小名guilielmiは不明。
○ 和名の「コナミキ(小浪来)」は、同属のタツナミソウ(立浪草)が「同
じ向きに咲いている花を押し寄せる波(波立ち)に見立てたことにちな
む」という説であることから、おそらく本種は花が単生で少なく付くこと
から、小さい波(?)が押し寄せる様子に例えているのではないだろう
か?(「アカボシタツナミソウ 原野に生きる植物1」を参考)
○ もともと自生地が少ないうえ、開発等で減少している。
○ 沖縄県は分布域の南限である。
■ REDデータ
カテゴリ:絶滅危惧II類(沖縄版)、絶滅危惧IB類(環境省版)
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先日、森散策の仲間の方よりシソ科の野草の同定依頼がありまして、自生地へ向かいま
した。調べた結果、その方の予想どおり希少種の“コナミキ”でした。これら小さな群生地
以外には、周りに自生している個体が見当たりませんでした。さらにそこには、結実して
いる個体もみられ、風が吹いたら今にも落ちそうな果実が印象的でした。
______________________________________________■ 和 名:コナミキ(小浪来)
■ 学 名:Scutellaria guilielmi A. Gray
■ 科 名:シソ科
(同属で琉球列島自生種にアカボシタツナミソウ、ヒメタツナミソウ等)
■ 分 布:琉球列島では、奄美大島、沖永良部島、沖縄島、伊平屋島。
その他の分布は本州(千葉県以西)、四国、九州、種子島、屋久島、宝島。
■ 生育環境:低地の草地
■ 特 徴:草丈20〜30cm程の多年草。茎や葉には開出毛を有する。長さ1〜2cmの葉の
縁には5〜6個の鈍鋸歯がある。分果は椀状で有翼、大きさ1〜1.5mm程度。
花は上部に単生し白色〜帯紫淡紅色で、開花時期は3〜5月頃。
■ トピック:
○ 学名の意味は、属名Scutellaria は「皿形の」より、おそらく分果(1つの
果実が複数の部屋にわかれていて、1つの部屋に1つの種子があるもの)
がお椀(皿)の形をしている様子から、種小名guilielmiは不明。
○ 和名の「コナミキ(小浪来)」は、同属のタツナミソウ(立浪草)が「同
じ向きに咲いている花を押し寄せる波(波立ち)に見立てたことにちな
む」という説であることから、おそらく本種は花が単生で少なく付くこと
から、小さい波(?)が押し寄せる様子に例えているのではないだろう
か?(「アカボシタツナミソウ 原野に生きる植物1」を参考)
○ もともと自生地が少ないうえ、開発等で減少している。
○ 沖縄県は分布域の南限である。
■ REDデータ
カテゴリ:絶滅危惧II類(沖縄版)、絶滅危惧IB類(環境省版)
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結実
今にも落ちそうな分果(右)
今にも落ちそうな分果(右)
林道沿いに臨む亜熱帯照葉樹林
(芽吹きの盛りが過ぎ、夏を想わせる強い日差しを反射する木々の葉)

キク科のシマアザミにのり、白〜薄黄色に体色を変化させているキノボリトカゲ
(林道にて)
<沖縄県の自生植物 Vol.62>

