ナハキハギ 海辺に生きる植物3

 こんにちはakahigeです。久々の海辺シリーズです。
 海岸植物を撮影しに足をはこんだ。なにか咲いていたらと思い歩いているとナハキハギの小さく清楚な花々が目にとまり、三脚を砂浜にうずめレンズを向けた。撮影中は、夕暮れ時の陽のひかり、吹きぬける冷たい潮風、いろいろな植物の実りと、秋らしさを感じずにはいられなかった。この植物の果実は「節果(せつか)」と呼ばれ、種が入っている部屋が一つ一つ分かれている。ヌスビトハギ、クサネム、モダマなどのマメ科も節果をつける。

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 ■ 和  名:ナハキハギ(那覇木萩)
 ■ 別  名:オオキハギ(大木萩)
 ■ 学  名:Desmodium umbellatum DC.
 ■ 科  名:マメ科(琉球列島の同属種はミソナオシ、タマツナギ、ヌスビトハギ等。)
 ■ 分  布:琉球列島では沖縄島、石垣島、小浜島、内離島、西表島。
        その他の分布は台湾、熱帯アジア、マレーシア、マスカリン諸島等。
 ■ 生育環境:海岸、海岸付近の斜面
 ■ 特  徴:樹高3〜6m程の低木または小高木。葉は3小葉で、中肋と側脈が目立つ。
        花は白色で蝶の形をし、散形花序に10個内外つく。開花時期は6〜9月頃。
        果実は長さ2〜4cm程の木質の節果。
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名Desmodiumは「desm(ひも、鎖)+odium(〜に
         類する)」より果実の途中がくびれ鎖状になっていること、種小名
         umbellatumは「散形または傘形の花序の」より花のつき方にちなむ。
       ○ 和名の由来は、ナハは「沖縄県那覇市に産する」、キハギ(木萩)は
        「木本+ ハギ」であり、ハギは「更新芽の生え芽より→生芽(ハギ)、
         小葉が歯芽(ハギ)に似ている」など諸説ある。
       ○ 沖縄県は分布域の北限。
       ○ もともと自生地が限られるうえ、埋立てや護岸工事などで減少している。
 ■ REDデータ
   カテゴリ:絶滅危惧II類(沖縄県)、―(環境省)
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080910akahige03.jpgナハキハギの枝葉が潮風に揺れる/海岸の岩壁/分布は局所的



080910akahige04.jpg節果(せつか)




<沖縄県の自生植物 Vol.72>



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