イイギリ やんばるの森に生きる植物34

 新年明けましておめでとうございます、akahigeです。本年も沖縄自生植物をご紹介する「〜に生きる植物」シリーズを宜しくお願い申し上げます。
 年明け初回はイイギリ(飯桐)。真っ赤な実をたわわにつけるこの木は、林道沿いで人の目を引きつける。夕暮れ時に石灰岩の山を背景に撮った一枚である。朝、通勤しながら見かけるが、枝葉や実に西日があたる夕暮れ時がより風情がある。


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 ■ 和  名:イイギリ(飯桐)
 ■ 学  名:Idesia polycarpa Maxim.
 ■ 科  名:イイギリ科(同科で琉球列島自生種にトゲイヌツゲ、コバノクスドイゲ。)
 ■ 分  布:琉球列島では奄美大島、徳之島、沖永良部島、沖縄島、伊平屋島、伊良部
        島、石垣島、西表島。その他の分布は本州〜九州、韓国、台湾、中国。
 ■ 生育環境:山地の斜面や谷筋
 ■ 特  徴:樹高5〜10m程の雌雄異株の落葉高木、樹皮は灰白色となり、幹はほぼ直立
        し枝を放射状に伸ばす。葉は卵円形で先は尖る。花は下垂し円錐花序、黄緑
        色で芳香がある。実はブドウのように房状になり真っ赤に熟する。
        開花は4〜5月頃、結実は12月〜1月頃。
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名Idesiaは「オランダの探検家(E.Y.Ides)」、種小名
         polycarpaは「果実の多い」より沢山の果実がなることにちなむ。
       ○ 和名の由来は、昔に飯をこの木の葉で包んで食べたことにちなむ。
       ○ 鳥にとってはあまり好まれないようである。
       ○ 公園樹、庭木、家具材、下駄、活花の材料などに利用される。
 ■ REDデータ
   カテゴリ:―(沖縄県)、―(環境省)
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円錐花序の花(雄花)/4月下旬



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落花(雄花)/4月下旬



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1月の森/紅葉が見られる





<沖縄県の自生植物 Vol.80>








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