キヅタ やんばるの森に生きる植物36

 こんにちは、akahigeです。
 石灰岩の山頂で撮影した一枚。この自生地は、台風や季節風など雨風が強く、また夏場の強い日差しと乾燥も容赦ない。茎から出す気根で岩をしっかり抱き、ほかの植物にも絡まり自らを支えて生きている。この日も季節風による北風が強く、身が鉋で削られるようだった。


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 ■ 和  名:キヅタ(木蔦)
 ■ 学  名:Hedera rhombea (Miq.) Bean
 ■ 科  名:ウコギ科(同属で琉球列島の自生種は、ナガボキヅタ)
 ■ 分  布:琉球列島では喜界島、徳之島、沖永部島、沖縄島、魚釣島。
               その他の分布は本州〜九州、韓国、台湾。
 ■ 生育環境:低地〜山地の主に石灰岩地帯
 ■ 特  徴:長さ3〜5mほどの常緑半つる性低木。気根で樹石上をよじ登る。若い枝の葉は
              広卵形で3〜5裂し、成枝の葉は菱形状卵形で裂が入らない。花は黄緑色の径5mm
              ほどの大きさで、傘形花序につく。開花時期は11月〜1月頃。
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名Hedera は「ケルト語のhedra(ひも)、ギリシャ語のhedra
          (座る)」より本種がヒモのように半つる状であること、種小名rhombea は「菱形
          の」より葉の形にちなむと思われる。
       ○ 和名の由来は、ツタ(蔦)に似る木本にちなむ。「ツタ」の名称の由来は、
          周囲の植物や岩に「伝って」伸びる性質から名づけられたことにちなむ。
       ○ 壁面緑化やグランドカバーに利用される。
 ■ REDデータ
   カテゴリ:―(沖縄県)、―(環境省)
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 黒く熟した実



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キヅタの自生地へ向かう途中の石灰岩の山林





<沖縄県の自生植物 Vol.82>





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