ジャコウキヌラン 石垣島に生きる植物3(沖縄県の野生植物)

 こんにちは、akahigeです。
 昨年、自生地へ訪れたときはすでに開花どころか結実も終わっていた。今回は2ヶ月早く訪れ、念願の開花写真を撮ることができた。花は、香水のムスクのように甘く神秘的な香りがする。このように良い香りのときは沢山吸い込み頭のなかまで香りでいっぱいにすると幸せな気持ちになる。できる事ならこの芳香まで撮れればいいのに。

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 ■ 和  名:ジャコウキヌラン(麝香絹蘭)
 ■ 学  名:Zeuxine odorata Fukuyama
 ■ 科  名:ラン科(同属で琉球列島の自生種はアオジクキヌラン、イシガキキヌランなど。)
 ■ 分  布:琉球列島では沖縄島、石垣島、与那国島。その他の分布は台湾。
 ■ 生育環境:山地の自然林の林床に生える
 ■ 特  徴:花茎を含め草丈30〜50cmの地生ラン。茎は匍匐し、先は直立し、5?6葉を
               互生する。総状の花序は頂生し、10?20花をつける。花は淡緑白色で、半開し、
               萼片は卵状長楕円形、花弁は広半卵形?斜鎌状楕円形、唇弁はY字形になる。
               花期は4〜5月頃。
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名Zeuxineは「zeuxis(連結する)」より花弁と萼片が癒着している
          こと、種小名odorataは「芳香のある、香りのよい」より花に芳香を有することにちなむ。
       ○ 和名の由来は、ジャコウは「花の香りがジャコウジカより得られる香料に似る」、キヌラン
          は「花茎や萼片に腺毛を有する」ことにちなむ。
       ○ 沖縄島は分布の北限。
       ○ もともと個体数が少ないうえ、園芸用の採集や自然林の伐採で減少している。
 ■ REDデータ
   カテゴリ:絶滅危惧IB類(沖縄県)、絶滅危惧II類(環境省)
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ムスク(麝香:じゃこう)のような香りのする花




<沖縄県の自生植物 Vol.90>



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