ヒメウマノミツバ 湿地に生きる植物3(沖縄県の野生植物)

 こんにちは、akahigeです。
 春から初夏にかけての季節をあらわす言葉に「わかなつ」という沖縄特有の言葉がある。わかなつ=若夏とは、文献によれば、「四・五月穂出る比(ころ)を云」とあり、若夏という言葉には、芽吹いた草木がさらに緑を増して生い茂ろうとする活力より「若さ」が感じられることから、このように呼ばれるらしい。若夏の時節に、涼を一足早くもとめて湿地へ向かった。

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 ■ 和  名:ヒメウマノミツバ(姫馬の三つ葉)
 ■ 学  名:Sanicula lamelligera Hance
 ■ 科  名:セリ科(同属で琉球列島の自生種はウマノミツバがある)
 ■ 分  布:琉球列島では沖永良部島、奄美大島、徳之島、沖縄島、石垣島、西表島。
               その他の分布は屋久島、種子島、台湾、中国南部。
 ■ 生育環境:山地の谷間などやや湿り気のある所
 ■ 特  徴:草丈5〜30cmほどの多年草。葉は2タイプつき、根生葉は沢山あり細長い
               柄を有し葉身は円心形、径0.5?5cmで3全裂し、頂小葉は倒卵状くさび形
                、茎葉は数個あり、下方のものは3裂するが、上方に行くにつれ小さくなり、
               分裂せず線状披針形になる。花は白色または淡紅色で、枝先の小さな花序に
               4?7個つく。果実は長楕円形、表面には刺毛を密生する。開花期は春。
 ■ トピック:
       ○ 和名の由来は、ヒメは「同属のウマノミツバに比べ小さい」より、ウマノ
          ミツバは「ミツバ(三つ葉)に似るが食べられず馬に食わせるくらいのもの」
          にちなむ。
       ○ もともと自生地と個体数が限られている。
 ■ REDデータ
   カテゴリ:絶滅危惧IB類(沖縄県)、―(環境省)
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ヒメウマノミツバの花/セリ科特有の花のつきかた



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湿地にひろがるヒメウマノミツバの個体群




<沖縄県の自生植物 Vol.91>




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