タカサゴヤガラ 原野に生きる植物10 (沖縄県の野生植物)

 こんにちは、akahigeです。
 梅雨前線の勢いが弱まるという予報を頼りに、本種の自生地へ向かった。このランは葉を秋に伸ばし冬を越し、夏には落葉する(冬緑性)性質がある。冬に葉が茂る姿を見てみたい。

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 ■ 和  名:タカサゴヤガラ(高砂矢柄)
 ■ 学  名:Eulophia taiwanensis Hayata
 ■ 科  名:ラン科(同属で琉球列島の自生種はエダウチヤガラ、イモネヤガラ)
 ■ 分  布:琉球列島では沖縄島。その他の分布は台湾。
 ■ 生育環境:日当たりのよい湿った草地や明るい林床に生える。
 ■ 特  徴:草丈30〜50cmの冬緑性の多年草。偽球茎は卵形?球形、長さ1.5〜3cm。
              葉は線形で長さ30〜50cm。花の時期には葉はつかない。花は総状花序に多くて
              15花程をつけ、半開し紫色を帯びた淡黄緑色、唇弁は3つに浅く裂け、上面に
              3列の長い板状突起と多数の糸状突起がある。開花の時期は4〜6月頃。
 ■ トピック:
       ○ 学名の由来は、Eulophiaは「eu(良い)+lophis(鶏冠)」より唇弁に鶏冠
          (とさか)のような突起があること、taiwanensisは「台湾に産する」にちなむ。
       ○ 和名の由来は、タカサゴは「高砂(日本における台湾の古称)に産する」、
          ヤガラは「花茎が矢の軸(矢柄)に似る」にちなむ。
       ○ もともと自生地と個体数が限られるうえ、自生地の開発、園芸用の採集、
          遷移の進行により減少している。
       ○ 分布域の北限で、日本で唯一の産地である。
 ■ REDデータ
   カテゴリ:絶滅危惧IA類(沖縄県)、絶滅危惧IA類(環境省)
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チガヤ草地のなかで結実するタカサゴヤガラ





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梅雨  やんばるの森





<沖縄県の自生植物 Vol.93>




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