タイワンシシンラン やんばるの森に生きる植物41(沖縄県の野生植物)

 こんにちは、akahigeです。
 本種が属するイワタバコ科は、世界の熱帯・亜熱帯を中心に(一部は温帯地域)、約160属3000種ほどが属する大きな科である。その多くが多年生草本、一部に低木・高木もある。沖縄県内には8種ほど野生種があり、この仲間の花に会えるとなぜか嬉しい。タイワンシシンランの花は白色の花びらに紫色の模様が入る。森のなかで清涼感のあるこの花と葉を見て、蒸し暑さがやわらいだ。

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 ■ 和  名:タイワンシシンラン(台湾石吊蘭)
 ■ 学  名:Lysionotus apicidens (Hance) Yamazaki
 ■ 科  名:イワタバコ科
 ■ 分  布:琉球列島では沖縄島。その他の分布は台湾。
 ■ 生育環境:山地の岩上にコケとともにに生える。
 ■ 特  徴:樹幹や岩の上に着生する常緑の小低木。茎は樹幹や岩に着生するコケの中
        をはう。葉は対生、または3〜4枚が輪生し、長楕円形倒披針形?楕円形で、
        葉縁は鋭い鋸歯がある。花は枝の上部につけ、筒状で上部が唇状の形になり
        上部が2裂、下部が3裂する。花期は7〜9月頃。
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名Lysionotusは「lysio(分解、解放)+notus(背中、背面)」
         より果実が後ろの果皮の部分から弾けて開くこと、種小名apicidensは不明。
       ○ 和名の由来は、タイワンは「本種が台湾に産する」、シシンランは「漢字で
         石吊蘭とすることことから。おそらく岩に着生する様子」にちなむと思われる。
        ○ もともと個体数が少ない。
 ■ REDデータ
   カテゴリ:絶滅危惧IA類(沖縄県)、絶滅危惧IA類(環境省)
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筒状の花びらの内側には紫色の模様が入る




<沖縄県の自生植物 Vol.96>


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