ミスミイ 湿地に生きる植物4(沖縄県の野生植物)

 こんにちは、akahigeです。
 この湿地帯はカヤツリグサ(蚊帳吊草)科の植物が比較的多く約10種生育する。専門家によると「自然が豊かな証拠」とのこと。また、湿地性の植物たちは同じ湿地のなかでも、やや乾いた所、適度に湿りぬかるんでいる所、水の流れがあり底なし沼のような所など、ちょっとした環境の違いで棲み分けている。

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 ■ 和  名:ミスミイ(三角藺?)
 ■ 学  名:Eleocharis fistulosa (Poir.) Link
 ■ 科  名:カヤツリグサ科(同属で琉球列島の自生種はカヤツリマツバイ、クログワイなど)
 ■ 分  布:琉球列島では徳之島、沖永良部島、与論島、伊是名島、沖縄島、宮古島、池間島、
        石垣島、与那国島。その他の分布は本州(愛知県以西)、四国、九州、台湾、中国
        南部、インド、マレーシア、オーストラリア、熱帯アメリカ。
 ■ 生育環境:湿地や水田
 ■ 特  徴:草丈40〜80cmの常緑多年草。根茎は短く、長い匍枝をだす。稈(かん:中空の茎)
        は束生し鋭い3稜形(断面がほぼ三角形)。小穂は頂生し、密に多花をつけ円柱形となる。
        果実は広倒卵形、長さ1.5〜2mmと小さく刺針は6本ある。開花時期は6〜8月頃。
 ■ トピック:
       ○ 学名の由来は、Eleocharisは「eleo(沼地、湿った草原)+charis(飾る)」
         より生育環境が湿地であること、fistulosaは「管状の、管形の」より中空の
         茎(稈)を有することにちなむ。
       ○ 和名の由来は推測だが、ミスミは「稈が3つの稜をもつ」、イは「本種がイグサ
         科のイ(藺)に似ること」と思われる。
       ○ 湿地の開発や水田の減少、除草剤の使用などにより減少している。
 ■ REDデータ
   カテゴリ:絶滅危惧II類(沖縄県)、―(環境省)
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ミスミイの小穂



      ■さまざまな湿地(沖縄)

090802akahige03-2.jpg湿地(沼)



090802akahige04-2.jpg湿地(草原)



090802akahige05.jpg湿地(水田)

(ほかにマングローブ地帯や海岸湿地などもある)





<沖縄県の自生植物 Vol.97>




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