2010年4月アーカイブ
こんにちはakahigeです。
オオバケアサガオ属の植物はインド、マレーシア、オーストラリアなどの熱帯地域に分布し、種数は4〜5種と少ない。日本では石垣島が北限であり本種1種のみが自生する。この仲間はヒルガオ科のなかでも花が小さい方で、雄しべの付け根に鱗片(りんぺん:うろこ状のもの)がついているが特徴である。
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■ 和 名:オオバケアサガオ(大葉毛朝顔)
■ 学 名:Lepistemon binectariferum (Wall.) O.Ktze. var. trichocarpum (Gagnep.) Ooststr.
■ 科 名:ヒルガオ科(同属で琉球列島の自生種は無い。)
■ 分 布:琉球列島では石垣島、西表島、与那国島。
その他の分布は台湾、フィリピン、マレーシア
■ 生育環境:低地の原野や林縁部
■ 特 徴:つる性の多年草。茎と葉柄には開出する長毛がある。葉は卵形〜卵円形、長さ5〜
12cmで両面に軟らかい長毛がある。集散花序は腋生し花を密につける。花は淡黄色
で壷形になり、直径1〜1.5cm程度と小さい。開花時期は2月〜5月頃?
■ トピック:
○ 学名の意味は、属名Lepistemonは「lepi(鱗片)+stemon(雄ずい)」より本属は雄ずいの
基部に鱗片があること、種小名binectariferumは「bi(二つ)+nectariferum(蜜腺を有する)」
より、変種名trichocarpumは「有毛果実の」より果実に毛があることにちなむ。
○ 和名の由来は、大型の葉をもち(オオバ)、葉に長い毛を密布する(ケ)朝顔ことにちなむ
と思われる。
○ もともと自生地と個体数が少ないうえ、低地の開発などにより減少。
○ 与那国島は分布域の北限。
■ REDデータ
カテゴリ:絶滅危惧II類(沖縄県)、絶滅危惧II類(環境省)
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オオバケアサガオ属の植物はインド、マレーシア、オーストラリアなどの熱帯地域に分布し、種数は4〜5種と少ない。日本では石垣島が北限であり本種1種のみが自生する。この仲間はヒルガオ科のなかでも花が小さい方で、雄しべの付け根に鱗片(りんぺん:うろこ状のもの)がついているが特徴である。
______________________________________________■ 和 名:オオバケアサガオ(大葉毛朝顔)
■ 学 名:Lepistemon binectariferum (Wall.) O.Ktze. var. trichocarpum (Gagnep.) Ooststr.
■ 科 名:ヒルガオ科(同属で琉球列島の自生種は無い。)
■ 分 布:琉球列島では石垣島、西表島、与那国島。
その他の分布は台湾、フィリピン、マレーシア
■ 生育環境:低地の原野や林縁部
■ 特 徴:つる性の多年草。茎と葉柄には開出する長毛がある。葉は卵形〜卵円形、長さ5〜
12cmで両面に軟らかい長毛がある。集散花序は腋生し花を密につける。花は淡黄色
で壷形になり、直径1〜1.5cm程度と小さい。開花時期は2月〜5月頃?
■ トピック:
○ 学名の意味は、属名Lepistemonは「lepi(鱗片)+stemon(雄ずい)」より本属は雄ずいの
基部に鱗片があること、種小名binectariferumは「bi(二つ)+nectariferum(蜜腺を有する)」
より、変種名trichocarpumは「有毛果実の」より果実に毛があることにちなむ。
○ 和名の由来は、大型の葉をもち(オオバ)、葉に長い毛を密布する(ケ)朝顔ことにちなむ
と思われる。
○ もともと自生地と個体数が少ないうえ、低地の開発などにより減少。
○ 与那国島は分布域の北限。
■ REDデータ
カテゴリ:絶滅危惧II類(沖縄県)、絶滅危惧II類(環境省)
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オオバケアサガオの花/直径約 1.5cmと小さい(ノアサガオは直径5〜7cm)
<沖縄の野生植物 Vol.106>
こんにちはakahigeです。
日本の最西端に位置する与那国島には、固有種や、分布の北限種など特異な植物種が多く自生している。写真は海岸の断崖で撮影したケサヤバナの個体群で、波しぶきや潮風のあたる厳しい自然環境のなかで生きている。与那国島の海岸の大部分は断崖絶壁でありスケールのその大きさには圧倒される。カラーリーフプランツとしてなじみ深いコリウス(通称)と同じ仲間である。ハーブとして利用されることの多いシソ科の仲間でもあって、葉をもんで嗅いでみると何とも爽やかな甘酸っぱい芳香がして感動的であった。
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■ 和 名:ケサヤバナ(毛鞘花)
■ 学 名:Coleus scutellarioides (L.) Benth. var. crispipilus (Merr.) Keng
■ 科 名:シソ科(同属で琉球列島の自生種は無い。)
■ 分 布:琉球列島では与那国島。
その他の分布は台湾、フィリピン、マレーシア
■ 生育環境:海岸の岩場・原野や放牧地の草地
■ 特 徴:草丈30〜50cmの多年生草本。葉は多肉質でこすると芳香があり、卵円形〜菱形状卵
形、両面に白い短毛を有する。花序は頂生して穂状になり花を沢山つける。花冠は紅
紫色、下部は筒状、上部は2唇に分かれ、下唇は3裂する。
開花時期は10月〜4月頃?
■ トピック:
○ 学名の意味は、属名Coleusは「鞘」より雄しべの形が鞘(さや)に似ること、
種小名scutellarioidesは「小皿に似た」より果実のつく萼が袋状になっている
こと、変種名crispipilusは「crisp(縮れた、短い)+pilus(毛)」より葉の
両面の短毛にちなむと思われる。
○ 和名の由来は、毛は「葉に毛を有する」、鞘は「雄しべが鞘の形に似る」こと
にちなむと思われる。
○ もともと自生地と個体数が少ないうえ、海岸の開発や草刈りにより減少。
○ 与那国島は分布域の北限。
■ REDデータ
カテゴリ:絶滅危惧IA類(沖縄県)、絶滅危惧II類(環境省)
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日本の最西端に位置する与那国島には、固有種や、分布の北限種など特異な植物種が多く自生している。写真は海岸の断崖で撮影したケサヤバナの個体群で、波しぶきや潮風のあたる厳しい自然環境のなかで生きている。与那国島の海岸の大部分は断崖絶壁でありスケールのその大きさには圧倒される。カラーリーフプランツとしてなじみ深いコリウス(通称)と同じ仲間である。ハーブとして利用されることの多いシソ科の仲間でもあって、葉をもんで嗅いでみると何とも爽やかな甘酸っぱい芳香がして感動的であった。
______________________________________________■ 和 名:ケサヤバナ(毛鞘花)
■ 学 名:Coleus scutellarioides (L.) Benth. var. crispipilus (Merr.) Keng
■ 科 名:シソ科(同属で琉球列島の自生種は無い。)
■ 分 布:琉球列島では与那国島。
その他の分布は台湾、フィリピン、マレーシア
■ 生育環境:海岸の岩場・原野や放牧地の草地
■ 特 徴:草丈30〜50cmの多年生草本。葉は多肉質でこすると芳香があり、卵円形〜菱形状卵
形、両面に白い短毛を有する。花序は頂生して穂状になり花を沢山つける。花冠は紅
紫色、下部は筒状、上部は2唇に分かれ、下唇は3裂する。
開花時期は10月〜4月頃?
■ トピック:
○ 学名の意味は、属名Coleusは「鞘」より雄しべの形が鞘(さや)に似ること、
種小名scutellarioidesは「小皿に似た」より果実のつく萼が袋状になっている
こと、変種名crispipilusは「crisp(縮れた、短い)+pilus(毛)」より葉の
両面の短毛にちなむと思われる。
○ 和名の由来は、毛は「葉に毛を有する」、鞘は「雄しべが鞘の形に似る」こと
にちなむと思われる。
○ もともと自生地と個体数が少ないうえ、海岸の開発や草刈りにより減少。
○ 与那国島は分布域の北限。
■ REDデータ
カテゴリ:絶滅危惧IA類(沖縄県)、絶滅危惧II類(環境省)
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ケサヤバナの花序
ケサヤバナの花/鞘(さや)のような形
<沖縄の野生植物 Vol.105>
皆さん、こんにちは。
今日は熱帯ドリームセンターで今咲いているちょっと変わったランを紹介します。
小さな白い花を咲かせるマコデスというランです。
このラン、別名「ジュエルオーキッド(宝石ラン)」といい、葉の表面に細かい毛が生えていて、光が当たる角度によってキラキラと美しく輝くことからこの名前で呼ばれています。
こちらが葉っぱのアップ。
どうです?蛍光塗料を塗ったように、葉脈にそって輝いて見えませんか?
自然界では大樹の根元にひっそりと生えているそうです。木洩れ日に輝く姿が想像できますね。
熱帯ドリームセンターではファレノプシス温室でご覧頂けます。
花が咲いていない時期は、あまり目立ちませんが、今は花も満開で後ろのコチョウランにも負けていません。
(ちょっと言いすぎ?)
花も同時に見れるこの時期にぜひ熱帯ドリームセンターへお越し下さい。
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マコデス
学名:Macodes(Mac.)
科名:ラン科
分布:マラヤ、ジャワ島、ニューギニア、ソロモンからフィリピン、沖縄にかけての広域
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こんにちは(^0^)/
4月になったというのに、肌寒い日が続いていますね。さて、最近ドリームセンター内の中庭を歩いていたら、いい匂いが!!辺りを見回すとニオイバンマツリが咲いていました。
ニオイバンマツリはナス科、ブラジル・ベネズエラ原産の植物で、花の咲きはじめは紫色で徐々に白色に変化していくことから、英名では「Yesterday-today-and-tomorrw 」と呼ばれています。
中庭を歩く度にいい匂いがし、いつも癒されています♪
他にも、マメ科植物ヒスイカズラも見頃ですよ〜(^0^)/
こんにちはakahigeです。
写真を撮影した来間島(くりまじま)は宮古島の南西に位置し、全長約1.7Kmにもおよぶ来間大橋が宮古島から架かっている。その農道用の橋からの海の眺めは圧巻である。島は昔ながらの集落とサトウキビや果樹畑など、のどかな景観が広がる。インドヒモカズラ(印度紐葛)についての資料は少ないが、ベトナムの切手の絵柄に、盆栽仕立ての本種が使われていたのは興味深い。
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■ 和 名:インドヒモカズラ(印度紐葛)
■ 学 名:Deeringia polysperma (Roxb.) Miq.
■ 科 名:ヒユ科(同属で琉球列島の自生種は無い。)
■ 分 布:琉球列島では宮古島、大神島、来間島、石垣島、西表島、波照間島。
その他の分布は台湾、中国南部、インド、マレーシア
■ 生育環境:低地の石灰岩地
■ 特 徴:茎の長さが5mに達する常緑のつる性亜低木。葉は互生し、卵状披針形〜
披針形、長さ5〜13cm程度。花序は腋生し、花冠は緑白色で径約 4mm。
液果は球形で白色、径4mm、種子は黒色で径1mm。
開花時期は2月〜4月頃?
■ トピック:
○ 学名の意味は、属名:Deeringiaは「ドイツの植物研究家 K.Deering」、
種小名polyspermaは「多種子の」より種が多く着くことにちなむ。
○ 和名の由来は、おそらくインドに産する紐(ひも)のような葛(かずら)より。
○ 自生地と個体数が少ないうえ、低地の開発。
○ 宮古島は分布域の北限。
○ ベトナムでは盆栽に利用される(?)。
■ REDデータ
カテゴリ:絶滅危惧IB類(沖縄県)、絶滅危惧II類(環境省)
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写真を撮影した来間島(くりまじま)は宮古島の南西に位置し、全長約1.7Kmにもおよぶ来間大橋が宮古島から架かっている。その農道用の橋からの海の眺めは圧巻である。島は昔ながらの集落とサトウキビや果樹畑など、のどかな景観が広がる。インドヒモカズラ(印度紐葛)についての資料は少ないが、ベトナムの切手の絵柄に、盆栽仕立ての本種が使われていたのは興味深い。
______________________________________________■ 和 名:インドヒモカズラ(印度紐葛)
■ 学 名:Deeringia polysperma (Roxb.) Miq.
■ 科 名:ヒユ科(同属で琉球列島の自生種は無い。)
■ 分 布:琉球列島では宮古島、大神島、来間島、石垣島、西表島、波照間島。
その他の分布は台湾、中国南部、インド、マレーシア
■ 生育環境:低地の石灰岩地
■ 特 徴:茎の長さが5mに達する常緑のつる性亜低木。葉は互生し、卵状披針形〜
披針形、長さ5〜13cm程度。花序は腋生し、花冠は緑白色で径約 4mm。
液果は球形で白色、径4mm、種子は黒色で径1mm。
開花時期は2月〜4月頃?
■ トピック:
○ 学名の意味は、属名:Deeringiaは「ドイツの植物研究家 K.Deering」、
種小名polyspermaは「多種子の」より種が多く着くことにちなむ。
○ 和名の由来は、おそらくインドに産する紐(ひも)のような葛(かずら)より。
○ 自生地と個体数が少ないうえ、低地の開発。
○ 宮古島は分布域の北限。
○ ベトナムでは盆栽に利用される(?)。
■ REDデータ
カテゴリ:絶滅危惧IB類(沖縄県)、絶滅危惧II類(環境省)
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石灰岩地に生育するインドヒモカズラ
インドヒモカズラの実/白色の液果(手前の緑色のは未熟果)
<沖縄県の野生植物 Vol.104>

