インドヒモカズラ 宮古島に生きる植物4(沖縄の野生植物)

 こんにちはakahigeです。
 写真を撮影した来間島(くりまじま)は宮古島の南西に位置し、全長約1.7Kmにもおよぶ来間大橋が宮古島から架かっている。その農道用の橋からの海の眺めは圧巻である。島は昔ながらの集落とサトウキビや果樹畑など、のどかな景観が広がる。インドヒモカズラ(印度紐葛)についての資料は少ないが、ベトナムの切手の絵柄に、盆栽仕立ての本種が使われていたのは興味深い。

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 ■ 和  名:インドヒモカズラ(印度紐葛)
 ■ 学  名:Deeringia polysperma (Roxb.) Miq.
 ■ 科  名:ヒユ科(同属で琉球列島の自生種は無い。)
 ■ 分  布:琉球列島では宮古島、大神島、来間島、石垣島、西表島、波照間島。
        その他の分布は台湾、中国南部、インド、マレーシア
 ■ 生育環境:低地の石灰岩地
 ■ 特  徴:茎の長さが5mに達する常緑のつる性亜低木。葉は互生し、卵状披針形〜
        披針形、長さ5〜13cm程度。花序は腋生し、花冠は緑白色で径約 4mm。
        液果は球形で白色、径4mm、種子は黒色で径1mm。
        開花時期は2月〜4月頃?
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名:Deeringiaは「ドイツの植物研究家 K.Deering」、
         種小名polyspermaは「多種子の」より種が多く着くことにちなむ。
       ○ 和名の由来は、おそらくインドに産する紐(ひも)のような葛(かずら)より。
       ○ 自生地と個体数が少ないうえ、低地の開発。
       ○ 宮古島は分布域の北限。
       ○ ベトナムでは盆栽に利用される(?)。


 ■ REDデータ
   カテゴリ:絶滅危惧IB類(沖縄県)、絶滅危惧II類(環境省)
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石灰岩地に生育するインドヒモカズラ



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インドヒモカズラの実/白色の液果(手前の緑色のは未熟果)





<沖縄県の野生植物 Vol.104>





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