ヨナグニイソノギク 与那国島に生きる植物3(沖縄の野生植物)

 こんにちはakahigeです。
 荒々しい潮風と波しぶきにまみれながら、人を寄せ付けない海岸断崖で撮影した。そんな厳しい環境とは対照的に、淡紫色の花は優しい表情をしていた。本種が属するシオン属は600種類以上もありアメリカ、アジア、ヨーロッパ、南アフリカ、オーストラリアなど世界各地域に分布する。


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 ■ 和  名:ヨナグニイソノギク(与那国磯野菊)
 ■ 学  名:Aster walkeri Kitam.
 ■ 科  名:キク科(同属で琉球列島の自生種はオキナギク、イソノギク、テリハノギク)
 ■ 分  布:琉球列島では与那国島のみ。
        その他の分布は台湾、フィリピン、マレーシア
 ■ 生育環境:海岸の断崖
 ■ 特  徴:草丈15cmほどの多年草。茎は軟毛を密につけ下部から分枝して斜上する。
        根生葉はやや肉質でへら形で、両面とも軟毛を密布する。茎に付く葉は
        長楕円形で上部になるほど小さい。花は淡紫色で、直径約3cm、枝先に
        単生する。開花時期は2月〜5月頃。
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名Asterは「星」より頭状花が放射状になっていること、
         種小名walkeriは「イギリスの植物学者R.Walker」にちなむ。
       ○ 和名の由来は、与那国島に産する(ヨナグニ)、磯に生える野菊(イソノギク)
         にちなむ。
       ○ もともと個体数が少ないうえ、園芸用の採集と自然災害による自生地の消失
         などにより減少。
       ○ 与那国島の固有種
 ■ REDデータ
   カテゴリ:絶滅危惧IA類(沖縄県)、絶滅危惧IA類(環境省)
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ヨナグニイソノギク/岩の隙間の土だまりに根を張っている





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断崖の花畑
(左:ハマボッス/右:ヨナグニイソノギク/上:ミツバコマツナギ)





<沖縄の野生植物 vol.107>




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