ミゾカクシ 湿地に生きる植物5(沖縄の野生植物)

 こんにちはakahigeです。
 水田の畦でよく見られる湿性の野草で、爽やかな色合いの花姿は、散歩する人の目を楽しませる。田芋(沖縄方言では「ターンム」)の水田で撮影した。畦のすぐ脇から田芋の根元近くまで生い茂り、それこそ別名アゼムシロの名前の由来にある筵(むしろ)を敷いたように個体群が広がっていた。

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 ■ 和  名:ミゾカクシ(溝隠)
 ■ 別  名:アゼムシロ(畦筵)
 ■ 学  名:Lobelia chinensis Lour.
 ■ 科  名:キキョウ科(同属で琉球列島の自生種はマルバハタケムシロ、マルバミゾカクシ等)
 ■ 分  布:琉球列島では奄美大島、沖縄島、久米島、宮古島、石垣島、西表島
               その他の分布は日本各地、朝鮮、台湾、中国〜インド、マレーシア
 ■ 生育環境:低地の湿地
 ■ 特  徴:草丈3〜15cmの多年草。茎は地上を這い、節部から根を出す。葉は線状被針形、
               互生、先端は尖る。花は淡い紅色で、開花時期は5月〜10月頃。
 ■ トピック:
       ○ 学名の意味は、属名Lobeliaは「オランダ植物学者のMathias de Lobel氏」、
         種小名chinensisは「中国の」より、本属を研究したひとりのオランダ植物学者、
         本種が中国に産することにちなむ。
       ○ 和名の由来は、ミゾカクシは水田近くの溝「ミゾ」を隠す「カクシ」ほど繁茂
         すること、アゼムシロは田の畦「アゼ」に筵「ムシロ」を敷いたように生えるこ
         とにちなむ。
       ○ 欧米ではグランドカバーに利用される(日本では雑草扱いされることがある)
 ■ REDデータカテゴリ:?(沖縄県)、?(環境省)
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ミゾカクシの花




<沖縄の野生植物 vol.109>



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